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予定納税を忘れた・間に合わない時の対処法|延滞税を最小限に抑える方法

税理士 林遼平

税理士 林遼平

こんにちは、税理士法人ビジョン・ナビです!

「予定納税の期限をうっかり忘れてしまった…」
「納期限までに資金が間に合わない…」

こうしたお悩みは、中小企業経営者や個人事業主の方からよくご相談を受けます。予定納税は義務であるため、期限を過ぎると 延滞税 が発生してしまいます。

しかし、正しい対処法を知っておけば、延滞税の負担を最小限に抑えることができます。この記事では、予定納税を忘れた・間に合わない時の対応策と注意点 をわかりやすく解説します。

予定納税を忘れた・間に合わなかった場合どうなる?

延滞税が発生する

予定納税を納期限までに納めなかった場合、延滞税 がかかります。延滞税は日数に応じて増えていくため、放置すればするほど負担が大きくなります。

税務署から督促が来る

納付が遅れると、税務署から督促状が送られてきます。長期間放置すると財産差押えといった強制徴収に発展する可能性もあるため注意が必要です。

延滞税の仕組み

延滞税の利率は、法律で定められています。

  • 納期限から2か月以内:年 7.3%特例基準割合+1% のいずれか低い方

  • 納期限から2か月を超える場合:年 14.6%特例基準割合+7.3% のいずれか低い方

👉 つまり「早く納めるほど延滞税は少なくなる」仕組みです。

延滞税を最小限に抑える方法

① 気づいたらすぐに納付する

延滞税は日数に比例して増えるため、一日でも早く納付することが最善策 です。e-Taxやインターネットバンキングなら休日でも対応できます。

② 分割納付を検討する

資金繰りが厳しい場合は、税務署に相談すれば 分割納付(納税の猶予) が認められることもあります。延滞税の負担を抑えつつ、事業資金を守る選択肢になります。

③ 減額申請を事前に行う

業績が悪化して予定納税額が大きすぎると感じたら、納期限前に 減額申請 を提出しておくのが有効です。納付額を調整できるため、延滞リスクを避けられます。

よくある質問(Q&A)

Q1. 予定納税を忘れた場合、確定申告で清算すれば大丈夫ですか?

A. いいえ。確定申告で精算されるのは還付や追納ですが、期限内に予定納税を納めなかった事実は延滞税の対象 になります。

Q2. 延滞税を免除してもらえることはありますか?

A. 原則免除はできません。ただし災害や病気などやむを得ない事情がある場合、「納税猶予」や「延滞税の減免」が認められるケースもあります。

まとめ|予定納税を忘れたら「すぐに行動」が鉄則

  • 予定納税を忘れたり間に合わないと、延滞税が発生する

  • 延滞税は日数に応じて増えるため、早めの納付が最重要

  • 資金が不足する場合は、税務署に相談して「分割納付」や「猶予制度」を検討

  • 事前の「減額申請」でリスクを防ぐことも可能

予定納税を忘れてしまっても、早めに対応すれば延滞税の負担を最小限に抑えられます。

私たち 税理士法人ビジョン・ナビ では、予定納税や資金繰りのご相談を幅広く承っております。
「延滞税がどのくらいになるか不安…」「納税資金が足りない…」という方は、ぜひ 無料相談 をご利用ください。

税理士 林遼平
執筆者:税理士 林遼平
林 遼平(はやし・りょうへい)税理士登録番号:124948号 税理士法人ビジョン・ナビ代表社員。京都出身。大学在学中に公認会計士試験に合格し、東京の監査法人にて上場企業の監査業務を担当。地元京都に戻り、平成29年より現法人の代表社員に就任。税務・会計に加え、IT導入支援や経営計画、労務対応にも精通。公認会計士・税理士・行政書士・社会保険労務士の4資格を保有し、中小企業の経営支援に力を注いでいる。