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予定納税の納付書が届かないときの対応方法

税理士 林遼平

税理士 林遼平

こんにちは、税理士法人ビジョン・ナビです!
「予定納税の時期なのに納付書が届かない…」「通知が遅れているのか、自分だけ届いていないのか不安…」と感じたことはありませんか?

予定納税は、期限内に納付しないと延滞税が発生する可能性があります。そのため、納付書が届かない場合の対応方法を知っておくことが大切です。
本記事では、予定納税の納付書が届かないときの原因と対応方法を、わかりやすく解説 します。

納付書が届かない主な原因

1. 電子申告(e-Tax)を利用している

e-Taxを利用している場合、従来の紙の納付書が送付されないケースがあります。その場合は、オンラインで納付額を確認・納付する必要があります。

2. 税務署からの郵送が遅れている

毎年6月頃に送付される「予定納税額の通知書」ですが、郵送事情や地域によって到着が遅れることもあります。

3. 住所変更の手続き漏れ

引越しや事務所移転をして、税務署に変更届を出していないと、旧住所に送付されている可能性があります。

4. 予定納税の対象外となった

前年の所得税額や消費税額が基準以下の場合は、予定納税の対象外となり、納付書が送られてこないこともあります。

納付書が届かないときの対応方法

e-Taxで確認

e-Taxにログインすれば、予定納税額をオンラインで確認できます。そのまま ダイレクト納付(口座引落)クレジットカード納付 も可能です。

👉 国税庁|e-Tax

マイナポータルで確認

マイナンバーカードを利用して「マイナポータル」にログインすると、税務署からの通知を確認できます。電子申告をしている方は特に便利です。

税務署に問い合わせる

どうしてもわからない場合は、所轄税務署に直接問い合わせましょう。必要に応じて納付書を再発行してもらえます。

税理士に相談する

納付額が正しいのか、予定納税そのものが必要なのか不安な場合は、税理士に相談するのがおすすめです。減額申請が可能なケースもあります。

納付書が届かないときのチェックリスト

  • ✅ e-Taxで納付情報を確認したか?

  • ✅ マイナポータルに通知が届いていないか?

  • ✅ 引越しや移転の届け出を忘れていないか?

  • ✅ 本当に予定納税の対象なのか確認したか?

  • ✅ それでも不明なら税務署や税理士に相談したか?

よくある質問(Q&A)

Q1. 納付書がなくても予定納税はできますか?

A. 可能です。e-Taxやインターネットバンキングを利用すれば、納付書がなくても納税できます。

Q2. 納付書が届かず期限を過ぎてしまった場合はどうなりますか?

A. 延滞税がかかる可能性があります。早めに税務署に相談すれば、再発行や納付手続きがスムーズにできます。

まとめ|納付書が届かなくても慌てず確認を

予定納税の納付書が届かないときは、

  1. e-Taxやマイナポータルで確認

  2. 税務署へ問い合わせ

  3. 税理士へ相談

という流れで対応すれば安心です。
納付期限を過ぎないことが何より重要 ですので、早めの確認を心がけましょう。

税理士法人ビジョン・ナビでは、予定納税に関する不安解消から資金繰り対策までしっかりサポートしています。
「納付書が届かない」「予定納税が必要かどうかわからない」といったお悩みは、ぜひ無料相談でご相談ください。

税理士 林遼平
執筆者:税理士 林遼平
林 遼平(はやし・りょうへい)税理士登録番号:124948号 税理士法人ビジョン・ナビ代表社員。京都出身。大学在学中に公認会計士試験に合格し、東京の監査法人にて上場企業の監査業務を担当。地元京都に戻り、平成29年より現法人の代表社員に就任。税務・会計に加え、IT導入支援や経営計画、労務対応にも精通。公認会計士・税理士・行政書士・社会保険労務士の4資格を保有し、中小企業の経営支援に力を注いでいる。