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税理士事務所って何してるの?実はこんな仕事をしています

作成者: 税理士法人ビジョン・ナビ|2025.07.03

「税理士って決算のときだけの人」…そう思っていませんか?

こんにちは、税理士法人ビジョン・ナビです!

中小企業の経営者や個人事業主の皆さん、「税理士って決算申告のときにだけ関わる存在」と思っていませんか?
確かに、決算や確定申告は税理士事務所の代表的な業務です。しかし、実は税理士事務所はそれ以外にも、経営者の味方として日々さまざまな支援を行っています

この記事では、「税理士事務所が実際に行っている仕事」について、わかりやすく解説します。読み終えたときには、税理士を“税金の専門家”以上のパートナーとして活用できるヒントが得られるはずです。

税理士事務所の代表的な仕事とは?

税務申告・決算業務

もっともよく知られているのが、法人税・消費税・所得税などの申告業務です。
例えば、中小企業なら年に一度の決算・法人税の申告がありますし、個人事業主であれば確定申告のサポートも必要になります。

税法は毎年改正があり、素人では見落としがちなポイントも多いため、専門知識を持った税理士が申告業務を行うことで、適正かつ節税効果のある申告が可能になります。

記帳代行・会計処理

帳簿を正しくつけるのは、税務上はもちろん、経営判断にも重要です。
税理士事務所では、日々の取引の記帳代行や、クラウド会計ソフト導入の支援も行っています。
中小企業や個人事業主が「会計担当を置けない」「本業で忙しい」という悩みを抱える中、こうしたサービスは経営を支える基盤となります。

実はこんなサポートもしています

資金繰り・融資相談

意外と知られていないのが、金融機関とのやり取りのサポート
税理士事務所は、決算書の作成だけでなく、融資に強い決算書の作成・改善提案、さらには金融機関への説明資料の作成サポートまで対応する場合があります。

事業拡大や資金ショートを防ぐには、こうした支援が大きな助けになります。

事業承継・相続対策

法人であれ個人であれ、いつかは「次の世代にどう事業を渡すか」という問題が訪れます。
税理士事務所は、事業承継にかかる税金の試算や節税対策、相続税の申告にも精通しています。
特に中小企業では、「後継者が決まっていない」「何から始めればいいかわからない」という声も多く、税理士が早めの計画策定をサポートすることで、安心して次の世代に事業をつなぐことができます。

税理士事務所の仕事を一覧で整理!

以下は、税理士事務所が行っている代表的な業務を一覧表にしたものです。

業務カテゴリ 具体的な内容
税務申告・相談 決算書・法人税申告、確定申告、節税アドバイス
会計サポート 記帳代行、会計ソフト導入支援、帳簿作成
経営サポート 資金繰り相談、融資支援、経営分析レポート作成
相続・事業承継 相続税対策、事業承継計画の立案、株価評価
その他 年末調整、法人成り支援、税務調査の立ち会いなど

よくある質問Q&A

Q1:決算や申告のとき以外にも、税理士に相談していいのでしょうか?

はい、もちろんです。
税理士は税務だけでなく、経営に関わるあらゆる数字の相談相手として活用できます。
むしろ、日々の経営の中でこそ相談すべきことが多いのです。

Q2:顧問契約しないと、税理士に相談できませんか?

顧問契約がなくても、スポットでの相談は可能です。
ただし、継続的に経営や会計の状況を把握している顧問税理士がいれば、より深く具体的なアドバイスが得られることは確かです。
経営のパートナーとして継続的に支援を受けるためには、顧問契約が効果的です。

まとめ|税理士は「数字と経営」の心強い味方

税理士事務所の仕事は、「決算と申告」だけではありません。
日々の帳簿管理から資金繰り、経営改善、そして事業承継に至るまで、経営者が安心して事業に専念できるよう、あらゆる面でサポートしています。

「こんなことも相談していいのかな?」と思うようなことでも、まずはお気軽にご相談ください。
税理士法人ビジョン・ナビでは、初回無料相談を承っております。
あなたの事業の成長を、私たちが全力でバックアップいたします。

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著者情報

税理士法人ビジョン・ナビ|代表税理士 林 遼平(登録番号 124948号)
中小企業と個人事業主の「数字と経営」に寄り添う税理士。経営者が自信を持って事業を進められるよう、丁寧で分かりやすいサポートを心がけています。お気軽にご相談ください。