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数字のプロたちは何をしている?会計事務所の1日

作成者: 税理士法人ビジョン・ナビ|2025.07.15

「会計事務所って、普段どんな仕事をしてるの?」

こんにちは、税理士法人ビジョン・ナビです!

「会計事務所って、決算期にだけ忙しいの?」
「ふだんは帳簿をひたすら入力してるのかな…?」

そんなイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。

実は、会計事務所の1日は意外と多彩で、経営者や個人事業主を支える重要な仕事にあふれています。

この記事では、**「会計事務所スタッフのリアルな1日」**をご紹介。
中小企業の経営者にとっては、「こんなサポートも頼めるんだ!」という新たな発見があるかもしれません。

会計事務所の1日|基本的な業務スケジュール

午前中|会計データのチェックと入力作業が中心

朝一番、スタッフはメールチェックから始まります。顧問先からの資料送付や相談依頼などを確認し、対応の優先順位を決定。
その後、以下のような業務に取りかかります。

  • 領収書・通帳データの整理

  • 会計ソフトへの入力・仕訳作業

  • 試算表や月次レポートの作成準備

この作業は、「会社の健康診断書」をつくる土台となる大切な工程です。

午後|顧客対応・申告準備・経営相談まで多岐にわたる

午後は、打ち合わせや相談対応の時間が多くなります。

  • 顧問先とのZoom・電話相談(税務・資金繰りなど)

  • 税務申告書の作成やチェック

  • 補助金・融資の書類作成サポート

税理士や担当スタッフが顧問先企業の“参謀”として、数字の裏側にある経営課題に一緒に取り組む時間でもあります。

数字だけじゃない!プロの「会計事務所」が担う役割

数字から経営のヒントを読み取る

会計事務所は、単なる「帳簿係」ではありません。
たとえば、

  • 「前年より粗利率が下がっている」

  • 「売掛金の回収サイトが延びている」

といった数値を読み解き、改善策のアドバイスをするのも、税理士やスタッフの重要な仕事です。

経営者の「右腕」としてサポート

経営者の多くは孤独です。資金繰りの悩みや人件費の見直しなど、すぐに誰かに相談できるとは限りません。

そこで、数字と現場の両方を理解した会計事務所スタッフが経営者の相談役となり、的確な助言を行うのです。

繁忙期と通常期で変わる業務内容

1〜5月は申告ラッシュ!繁忙期のリアル

個人の確定申告(2〜3月)や法人の3月決算(5月申告)が重なるこの時期は、会計事務所にとって最も忙しい季節です。

  • 決算書の作成

  • 各種税務申告書の作成

  • 電子申告の準備と提出

ミスなく正確に、そして期限厳守が求められるため、業務スピードと正確性の両立が鍵になります。

6月以降は相談業務や分析業務が中心に

繁忙期が過ぎると、じっくりとした相談やアドバイス業務が増えていきます。

  • 節税プランの検討

  • 事業計画の見直し

  • 補助金・融資の戦略立案

このタイミングで経営の方向性を見直すことが、来期の黒字化・安定経営に直結します。

1日の業務フローを簡単にチェック!

時間帯 主な業務内容
9:00〜10:00 メールチェック、業務スケジュールの確認
10:00〜12:00 会計ソフトへの仕訳入力、試算表作成
13:00〜15:00 顧問先とのミーティング、税務相談対応
15:00〜17:30 申告書作成、レポート作成、顧問先フォロー
17:30〜 翌日の準備・タスク整理

よくある質問Q&A

Q1:会計ソフトがあれば、自分で全部できるのでは?

確かに会計ソフトの普及で、記帳作業は誰でも可能になりました。
しかし、「数字の正しい解釈」や「税法に基づいた処理・節税」には専門知識が必要です。
会計ソフトは道具にすぎません。正しく使いこなすには、やはりプロの力が欠かせません。

Q2:会計事務所にはどんな人が働いているの?

税理士はもちろん、税理士試験合格者、日商簿記資格を持つスタッフなど、会計・税務のプロがチームで対応しています。
専門的な質問も安心して相談できます。

まとめ|会計事務所は「数字で企業を支えるプロ集団」

会計事務所の1日は、数字を扱うだけでなく、企業を守り・育てる仕事の連続です。
「記帳代行」だけでなく、資金繰り、節税、経営アドバイスまで幅広く支援しています。

「うちも相談してみようかな?」と思ったら、今がチャンス。

税理士法人ビジョン・ナビでは、初回無料相談を実施中!
ぜひ、お気軽にご相談ください。経営の“右腕”として、あなたの事業を全力で支えます。

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著者情報

税理士法人ビジョン・ナビ|代表税理士 林 遼平(登録番号 124948号)
中小企業の“数字の伴走者”として、多様な業種・規模の経営を支援。
税務・会計はもちろん、経営改善・補助金・相続など広範囲なニーズに対応。
「相談しやすさ」と「確かな知識」で、経営者に寄り添う税理士です。